BSFL-23106
1930s プリズン・ボーダー・ピッグペン・シャツ。
このシャツは本来1930年代のC.P.Oシャツですが、第二次世界大戦後に誰かが、本来ラウンドになっているボトムをフラットにカットし、そのカットした生地でパッチ型ハンド・ポケットを制作しフロント両サイドに取り付けたヴィンテージ物を復刻しています。
フロント・ボトムがスクエアーで両サイドにスリットが入っているのはそのためです。
その他のディティールは当時のままで、エルボー・パッチはワーク・シャツのディティール、カフス周りの切り替えとバックのアンブレラ・ヨークはウェスタン・スタイルになっており、異なる用途のディティールが盛り込まれています。
襟裏のあて布と複数の補強用ステッチ、変形のチン・ストラップなども、1930年代のC.P.Oらしいディティールです。
素材は、アンゴラを織り込んだソフトな肌触りが特徴のウール生地を使用。
モデル名のピッグペンは、1700年代にフリーメーソンが記録や通信に使ったとされる暗号を意味し、ネーミングどおり異なる用途のディティールを一つの暗号にしたブラック・サインらしいモデルと言えます。
ボタンは、リアル・ホーンを使用しています。
カラーは、スモーキー・グレー x マット・ブラック、ディープ・ネイビー x マット・ブラックの2色展開です。
生地の特徴/
縦糸に16番のリサイクルウールを使用し、横糸は10番の同じくエコウールを使用した交織のボーダー生地。
横の糸を太くすることによって毛足を出し生地自体の膨らみも出せるよう織りから工夫をし、黒色の光沢を出すよう糸にも工夫がされております。
織りから整理加工、起毛まで、ウールの扱いに慣れた尾州産地の匠技が詰まった生地です。
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